あご、首、肩、腕、背中、胸、おなか、腰、・・・いろいろな所にいつも力が入っていませんか?

 

どこかに力が入っていると、少し動くだけでも、無駄な力が必要となってしまいます。そして、ただ立っているだけ、座っているだけ、寝ているだけでも疲れてしまいます。

 

普段、日常生活の中では無意識に力が入っていることが多く、寝ているときにも脱力できずにいるので、寝てもスッキリしない、起きた時に首や肩に力が入っていた、歯ぎしりもその代表と言えます。

力が入っているということは、いつも戦闘態勢・・・。身を守るために顎に力が入り、首は前に乗り出し、肩は上に上がります。もちろん、腕や背中、腰、太もも、ふくらはぎ、足裏足指・・・つまり全身に力が入っています。

 

力が入っているということは、筋肉は硬直しています。そうなると、それぞれの細胞も働きが鈍くなり、血液やリンパも流れにくくなります。いわゆる代謝が悪くなります。

 

代謝エネルギーを生み出し修復することす。これが悪くなるということは疲れる、パワーが出ない、老化するということです。脱力することで、その代謝をアップさせることができます。

そして脱力することで自分の持っている力をもっと発揮できるようになります。

 

 余計な力が入っていることによって全身を緊張させ、不定愁訴と言われる頭重感、頭痛、めまい、イライラする、動悸、全身倦怠感、眠れない、疲労感、微熱、のぼせ、耳鳴り、手足の冷え、しびれなどの漠然とした体の不快感や何となく体調が悪いといった症状が起きやすくなります。

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